最後の最後まで

I´m home!


しばらく興奮がおさまりそうにありません。


こんな幸運ってあるんだね


静かに穏やかに
しみじみと帰国するつもりが

まさかまさかの。



同じ空間にいて
同じ所に向かって
同じ時を過ごしているかと思うと


もう落ち着かなくて。
なにせ一人っきりだから
喜びを分かち合うことも出来ず


往路では機内エンターテイメント設備をフルに活用し映画を見たり音楽を聴いたりして過ごしていたけど

復路では
状況が状況なだけに
頭の中が興奮状態にあり
機内エンターテイメントを一切利用せず

ソワソワしたり
色々考えたりしちゃって

落ち着かないから
とりあえず寝て起きてを繰り返し…


そしたら
13時間なんてアッという間だった。


機内食
『お飲物はいかがなさいますか?』と聞かれると


コーラ頼んだのかなぁ?
とか
起こされて機嫌悪くしてないかなぁ?とか


あぁ もう気になって気になって!





さかのぼること
ニューヨークJFK空港にて
現地時間7月25日午前11時半過ぎ



チェックインを済ませ機内預け入れ荷物を所定の場所へ持っていこうとした時、ふと目にとまった他人の荷物



その荷物に
金閣寺制作』と書かれた紙が貼ってあった。



思わず足が止まり
見つめる。


すぐさま
横にいた同行者である妹に


『ねぇ!見て!
金閣寺って書いてあるよ!
わぁー!
すごいね、なんか嬉しいな。
制作スタッフさんのカバンかな?
制作チームは今日帰るのかな?
ねぇ、すごいね。』

と興奮する私に

『う、うん…どうだろうね』
と素っ気ない反応


まぁ いつものやり取りですよ。
温度差の激しい姉妹のやり取り(笑)



『剛くんいたりして♪』
と思ってないけど そうであったらいいな という冗談を。


『そんなわけないでしょ』


…ふんだ
だから私だって分かってるよ、そんなこと。


だけどあの荷物に貼られた『金閣寺』という文字を見ただけで

金閣寺』に関わった人、物が同じ空間にいるのだ と思うと私は嬉しかった。


そして
このニューヨークの旅
私の専属通訳として活躍してくれた妹と別れの時

妹はグアムへ帰る
航空会社が違うため別のターミナルへ

じゃぁ、またね
と別れて私は出国審査へ向かった。


一人きりって
やっぱり淋しい。
グスン(:_;)
急に寂しさが襲ってきた。


免税店で何か追加のおみやげでも買おうかとロク○タンに立ち寄ったら店員さんが話しかけてきたんだけど…

何言ってるか分からない(^^;)


ソーリー
アイ キャント スピーク イングリッシュ

と超申し訳無さそうに伝えて

何も買わずに店を出た(笑)

機内で食べるお菓子や飲み物を購入するために別のお店へ。


すると
日本語が聞こえたので
一瞬そちらに顔を向けると(日本語が恋しい症候群にかかっていたので(笑))


!!!
なんと大駱駝鑑の方が!
私の前に(2名)


なんてことだ
しかも目が合った!

ヒィー
これは大変だ!
思いっきり私服で(そりゃそうだろ)
だけどまさにあの素晴らしい舞台に立っていらした方が目の前に!

感激だ。


あの『金閣寺制作』と書かれた荷物を見て
一旦落ち着いていた私の脳がまた興奮し始めた(笑)


しかも偶然にもそのお二方
やたらと私が(搭乗口まで)移動する間、私の視界の範囲を歩き回っていらっしゃる(笑)
私は別に後をつけていたわけでは無いぞ!


日本への便は前後に無かったので
私はこのお二方と同じ飛行機なんだなと嬉しくなりました♪


ようやく搭乗口に到着したので私はソファに腰掛け搭乗を待つことにした。

先ほどのお二方も勿論いて、私は背後から見ていた(怪しい)


小腹が空き免税店の売店で買ったピスタチオをムシャムシャと頬張る(笑)

そういえば剛くんピスタチオ好きだったよね なんて思いながら…。



しばらくすると
大駱駝鑑のお二方の元に
向こう側からゾロゾロと団体がやって来た。
残りの大駱駝鑑の皆様と…




…!!!

ギャ!
う、う、う、う、う!
有為子さん!!(溝口風に)

有為子に、
裏切りもののお母ちゃん!(岡本さん)
そして
岡田さんに三輪さんまで!



き、き、き、き、金閣寺
ご一行様ー!!



もう目玉飛び出しそうになりました。


これは一体どうしたことなんだ?!
(by 灰男)
(笑)


こんな事ってあるのねー!と一人大喜び 出来るなら誰かと手を取り合って喜び合いたかった!
けど辺りを見回した所、金閣寺帰りの人は私以外居なかったように思う。
あの団体を見つめる人が他にパッと見は見当たらなかった。
私だけさりげな〜く熱い視線で見つめさせて頂きました。(怖い)


目の前に広がる素敵な光景に十分満足していた私に…

追い討ちをかけた。


本当に
そんなこと
こんな事って…。


団体を見つめる私の視界に
新たに入ってきた人物


我が目を疑い
そしてフリーズしたのだ。


だって
もう十分幸せだったから。

これ以上望んでいなかったのに。



さっきまで見ていた団体の中に…
主役のご登場!
溝口…
溝口が…





剛くん(T^T)
うわーん!

半泣き状態。




目の前に現れた王子様!
(私服が相変わらず素敵!)



こんな幸福な出来事があってよいものか。


しかも運よく予定時刻より搭乗案内が遅れていた影響で
より長く
幸せな時間、空間を味わうことが出来たのだ。



搭乗案内が始まり
チーム金閣寺が先に乗り込むのを見て待とうかと思いましたが、

いや、いい加減しつこいな私。
と思い
先に乗り込みました。


大駱駝鑑の皆様は私の3列後の座席で、トイレに行く度、皆様の横を通るという機内でも素晴らしいこの感じ(笑)



無事に成田に着いた後
同じフライトでしたから預け入れ荷物を引き取るため同じレーンで待つ という
なんとも贅沢なこの状況、空間。


エコノミー(座席)では無い溝口さん(?!)は先に飛行機を降りていたと思われるので荷物も先に受け取りその場を既に離れていたと思っていた。


相変わらずまたもや私の視界内にいる大駱駝鑑の皆様
(いや、ですから偶然です)
(笑)


皆様に紛れてレーンから自分の荷物が流れてくるのを待っていると


ギャ!

気づいたら
いつの間にか
み、み、み、み、
溝口様が

私の目の前にいた!


フリーズ
そして何故か後ずさり(笑)


すぐ離れていっちゃいましたけど
溝口様がスーツケースをレーンから下ろし税関を通る所まで見守らせて頂きましたm(_ _)mm(_ _)m


あ、そういえば
老師もお見かけしました!



私もようやく自身のスーツケースを引き取り到着口へ向かいました。


溝口様はあの後おそらくすぐに空港を出たと思われます。


私は空港からのリムジンバス発車まで時間があったので大駱駝鑑の皆様、溝口のお母様、有為子さん…他
解散、お疲れ様でした!場面を
勝手に見届けさせて頂き、なんともいえない満足感・充実感で成田を後にしました…。




ニューヨークの旅
最後の最後まで
本当にありがとう。
大切な思い出。
ありがとう!




肝心の千秋楽公演の事が書けていませんね。シングルジャケット、にこ健、横浜当落…書きたい話題満載!


また明日以降追々…。



おやすみなさい!