Many Thanks

カツ丼が…塩味に変わった。
涙の味に。



今日の昼休憩

大好きなカツ丼をテイクアウトで。
休憩室はいつもの定位置につけた。
四隅の壁際 人に背を向けた状態で座れる場所。


何の気なしに
いつものように食べ始める。
休憩中にネットで情報を集めるのが日課だ。


ファンの方が運営しているV6専用の情報掲示板を見た私は

とっさに画面を閉じ
まずは友人に速報メールを打つ


その後からだ

もう冷静ではいられない。
嬉しいなんてもんじゃない。

この数年の剛くんの事を思うと
涙がみるみる溢れてきた。

…マズい。
止まらない。
狭い休憩室で鼻をすする音が響いた。

考えれば考えるほど
思えば思うほどに
涙がこみ上げてきた。



デビュー前からある程度人気はあったみたいだしデビュー後数年はいわゆる『V6の看板』『V6の顔』として華々しく活躍してきたように見えてた。
(本人の気持ちは別として)

だけど見た目の印象などから時には誤解を受けたり、大きな騒動になってしまった事もあった。


私が本格的なファンになった頃には
岡田くんがグングングングン出始めていた。

2003年頃から映画や雑誌に引っ張りダコになっていった末っ子くんを見てずっとうらやましいと思ってた時期もあった。
メンバーそれぞれがそれぞれの良さをいかして別々のフィールドで活躍する事を尊重すればいいのに私は何故か格差を感じていた。

自分が好きな人が常に一番であってほしい。誰よりも注目されていてほしい。
そういう思いが非常に強かったんだと思います、昔は。



…何かビッグな仕事がいつか舞い込んでこないかとずっと待ってた。

そんな時に飛び込んできたのは
舞台初主演『荒神』の決定だった。

それはそれはもう
嬉しくてね。
やっとキタか!と(笑)


この舞台があってこそ

IZO』があり
『血立眠』があり
それを見た亜門さんによる
金閣寺』主演指名をいただき

ニューヨークで
ニューヨーカーに
『ブラボー』と絶賛されるまでに
駆け上がってきたんだ。


ジャニーズだから
有名なアイドルだから

そういう肩書きじゃなくて

剛くんがもつ
剛くんに備わっていた

役者という
才能が
認められ
花ひらいたんだ



時間はかかったけど
やっとやっと
一歩ずつ一つずつ越えてきたんだ


そんな剛くんの努力や思い・気持ちを勝手ながらに想像すると泣けて仕方ない。


ニューヨークから戻った彼を
『おかえりなさい』
と迎えたのは私達だけじゃなかった。


15年の歳月を経て
迎えてくれる事になったのは
NHK大河ドラマ』だ。


これほどに嬉しい事ってあるのかな?
剛くんファンがずっとずっと待ってたんだよ。
大河ドラマにいつの日か戻ってくる事を。

いつか絶対に。
必ず戻ってくると信じてたよ。


松寿丸、幸鶴丸
あれからちょうど15年

おかえりなさい、剛くん!

また大きなチャンスを手にしたんだよ。
だってテレビだよ。
色んな人が見てくれるんだよ。

嬉しいよ嬉しい…。


もう本当に本当に
幸せ。

一体、今年は何度
『最大の幸せ』を感じたらいいのだろうか。


ありがとうね。
剛くん。

本当に誇りに思います。


本当にありがとう。



2012年 大河ドラマ金閣寺
最高の年明けを楽しみにしてます。



ありがとう。
たくさんの幸せを。



hana