ラブリーベイべー



2011.11.08
 
ラブリーベイべー 観劇2日目
C列センターブロック
 
…C列。
 
最前列!キタ!
健ちゃん舞台の最前列は『第17捕虜収容所』以来、2回目 イェーイ(?)
 
しかしコンサートと違って舞台を見る上では最前列というのは本当は良くない。
 
場面によって見切れる。
 
私は1回目で後方列センターで全体をしっかり見ていたのですが友人は今回のみ。
『星屑の木』の向こうに見える風景のセットがよく出来ているんだけど前だと木の向こう側が全く見えない。
 
そして何より
近すぎてドキドキが半端ない。
第17の時も目の前にいるセフトンから目をそらしてしまい、とてもとてもまともに見られず…というもったいないコトをしてしまった。
 
そんな反省から(?)友人と『今回はちゃんと見よう。…見れるかな?』なんて話してました(^^;) 
 
 
それはいいとして。
本題に入りましょう。
 
先日も書きましたが、この舞台こそ
ある意味本当の『ウルトラピュア』なストーリーだ。
 
『ラブリーウルトラピュアベイべー』というタイトルにしましょう。…しませんね、はい。
 
 
初回は初日でパンフレットは長い列が出来ていたため購入を見送った。
でも物語のネタバレが書かれていたので初日に買わなくて正解!
 
健ちゃんも言ってたけど前情報ナシで見てほしいと。
 
私的にこの舞台『3回』見るのが良いかと。
1回目は本当にまっさらな状態で。
2回目は設定を知った上で。
3回目はパンフレットも読んで全て把握した上で。
 
私は2回しか見なかったけど本当は3回見たかった。
 
ですから!ぜひ!
DVD化お願いします。
グローブ座で最も座長をやっている男・三宅健の舞台を作品に!
 
 
…恋司の衣装は健ちゃんの私服そのまんまってカンジで。
細身のピタピタパンツが超似合う!
釘づけ!
おしりとかペッタンコで細い細い。
夏のシーンで白い半袖Tシャツを着る恋司。その半袖から見える引き締まったほどよく筋肉のついた腕にめちゃくちゃ萌えた。(笑)
そして上半身裸の恋司。美しい背筋と胸板に再び萌え…って。
どこ見てんねーん!
変態ではありません。
 
 
物語のポイント、恋司と愛斗の大切な思い出シーンに登場する重要なアイテム『線香花火』
 
最初の線香花火を楽しむシーンではアドリブが増えてた。火花が床の上や靴の上に落ちたりでそれに対する菅原さんのアドリブが面白い!
 
終盤の線香花火シーンではなんと暴発! バチっと勢いよく散る火花。
 
これには思わず健ちゃんも小島さんもビックリの表情!
恋司から一瞬、健ちゃんの素の顔が見えた気がした。目を丸くして驚いた表情がめちゃくちゃ可愛かった!
 
結構シリアスなシーンでのハプニングでちょっと笑いが起こってしまいました。
 
2回目を見終わってもまだ小島さん演じる愛斗の存在と舞台内容が理解仕切れず
グローブ座を出てから友人に
『ねぇ、どういう事なんだろ?小島さん演じる愛斗って幽霊なの?』
『生医学的に子供って産めるんだっけ?』(いたって真剣)
 
すると1回見ただけの友人が見事に解説してくれた。(彼女なりの解釈ですが)
 
…うーん。
さすがだ。いつも彼女は舞台を見て1回目で何かを感じとっている。そして私に説明してくれる。
 
相変わらず私の想像力、フィーリング弱い。乏しい。
悲しいかな…。
 
 
内容を理解するのに時間はかかったもののラブリーベイべーを見て
『恋っていいな。恋したいな』と心から思えたのは事実で
友人にも観劇前に
『この舞台を見ることで恋したくなるよ』なんて一丁前に話していた。
 
 
『恋がしたい』と本当に思えた自分の素直なこの不思議な感覚を大切に。
満足しながらようやく手にしたパンフレット。
 
ページを開いてすぐの健ちゃんソロショット…の横。
そこに書かれたメッセージを見て胸が熱くなった。
 
え…。まさに。
まさに今の私の気持ちが書かれていた。
 
健ちゃん!今すぐ直接伝えたい!
って思った。
 
この作品を観た人に恋をしたいと思ってもらえたらいいな、と思います。
 
…ギャ!
もうなんだかすごく嬉しくって。
大興奮!
人を愛する事ってとってもステキだと思わせてくれた舞台。
辛い事も楽しい事もあるけど誰かを好きになるって本当に素敵だ!と感じた作品。
 
最初に観た時、衝撃を受けた設定もちっとも気にならなくなった。
パンフレットの座談会にも書かれていたけど『作品の設定自体がテーマでは無い』『あくまで描きたいものは普遍的な恋愛』と。
 
 
いやぁ しかし本当に
とんでもない勘違いをしていた。
 
小島さん演じる愛斗。
本当に性転換した愛斗だと思ってた。
 
菅原さん演じる愛斗はやはり、あの雪が降る夜に死んでしまっていたんですね…。
 
恋司が作り出した空想上の愛斗だったんだね。
 
結婚パーティーのシーンで妊娠したお腹がふくらんでいた愛斗が最後の方はペチャンコになってるから『ありゃ?』と思ってたんだけど。
まさか あの愛斗はそもそも存在していなかったなんて。あーー全然分からなかったよー。(^^;)
 
 
つまり『ラブリーベイべー』の舞台を見つつ同時に恋司の書いた『ラブリーベイべー』という小説を読んでいた。というカンジでしょうか。
 
 
フィクションでもありノンフィクションでもある恋司の楽しく切ない普遍的な愛の恋愛小説を。
 
 
それが分かったからもう一回どうしても見たかったんだよ。
 
小島さん演じる愛斗が登場するシーンは全て空想だというのを知った上で。今までとはまた違った見方が出来るはず。
 
明日、いよいよ東京公演ラスト。
そして大阪千秋楽
成功を祈ってます。
 
健ちゃん頑張ってね☆
 
本当に素敵な舞台でした。
ありがとう。
 
 
 
See you next stage!